テレビっ子
こんにちは。オペのコメッコです。
昔からあまりテレビを見ないで日々を過ごしてきたのですが、昨年骨折をして松葉杖生活をするうちに、
すっかりテレビっ子(自分的には)になりました。
まだまだ知らない芸能人は沢山~ですが、友人と共通の話題が増えるというのは楽しいものだなぁ。
と今さらながらに感じ、このごろは自宅に帰るとウキウキしてテレビをつけます。
以前はテレビをつけるとしたら、ニュースか動物、自然な風景の多いものでしたが、
今はドラマやお笑いが多い様な?
継続すると、嗜好も変わってくるとゆーことか?
一番の変化は、多分人間に興味が出てきたということかと思います。
何が面白いのか人に聞くようになった自分は、テレビのおかげで少々社交的になれた気がしているこのごろです。
この夏もアイスを食べながら、テレビっ子に磨きをかけてこー♪おー♪
楽しい英語
人事情報管理を社業とするラクラスは、基本的にドメスティックな会社です。
事業計画の中に「積極的な海外展開」なんていう単語はありません。
数年前、ラクラスで仕事を始めるにあたってのちょっとした寂しさは、英語を使って外国人と仕事をするという機会が失われてしまうことでした。
もちろん新たなビジネスモデルを発展させていくというのは大いなる楽しみです。
でも、米国で数年間を過ごした身としては、グローバルな環境への憧れはずっと残っていました。
しかししかししかし。今年のラクラスはちょっと違います。
グローバルカンパニーの人たちと働く機会が突然増えてきました。
アメリカとヨーロッパと日本とで電話会議を行ったり、長ったらしい英文契約書の交渉を喧々諤々と行ったり、はたまたインドのエンジニアからの指示に従いながら設定作業を行ったり、僕の身に英語生活がまた戻ってきました。
今年は、ラクラス初の海外出張もあります(なぜか会社設立当初から海外出張規程だけはあるのです)。
英会話研修も始まりました。
社内公用語が英語に変わるなんてことはありえませんが、この環境に戻ってきたことをとても楽しんでいるマジョラムでした。
村上春樹さんのスピーチ
何人かの作家の本は、出版されたら必ず買うようにしています。村上春樹さんの本もその一つです。25年も前になりますが、蒲田の駅ビルで表紙のデザインに惹かれて買い求めた「風の唄を聴け」以来、ずっとずっと読み続けてきました。
数年前、読者からの質問に村上さんが答えるという出版社の企画がありました。そのときには3通の質問をメールして、そのうちの2通にご本人からの回答のメールをもらいました。ちょっとした宝物です(その後、読者との質疑をまとめた本が出版されることになり、僕とのやり取りも掲載されます)。
さて少し前の話になりますが、その村上春樹さんがスペインのカタルーニャ国際賞を受賞し、バルセロナでスピーチをしました。6月9日のことです。地震、津波、そして核の問題に言及し、職業的作家の役割を定義し、日本人が進むべき方向を示唆しています。
その文脈は極めて論理的でありながら、主張する内容はとても激しいものです。にもかかわらずその表現は、選び尽くされた最小限の言葉によるとても静謐なもので、だからこそ胸にじんわりと染み込んできます。
そしていくつもの考えや思いが、頭に沸き上がってきます。文章という媒体を通じて、作家と読者が繋がることを感じます。それは読者と読者との繋がりへと発展していくのかもしれません。さすが世界最高峰の職業的作家のなせる技です。
スピーチの内容への個人的な評価はここに書きません。興味ある方は探して読んでみてくださいませ。
マーケティング担当のヤマカンでした。
こわ~いお話
10年ぐらい前のことです。
その日、僕と同僚は二人で、マンションの一室にある個人事務所に打ち合わせに出かけました。
ロビーの奥にあるエレベータの呼び出しボタンを押すと、上層階からエレベータが下りてきました。
エレベータの扉が開くと、中には女性が乗っていました。
「降りるのかな」と思って脇にどいたのですが、その女性は操作盤の前でうつむいたまま、動こうとしません。
それでは、ということで中に乗り込むと、既に最上階のボタンが押されていました。
上に行こうと思ったのに、なんらかの手違いで1階に降りてしまったんだなと納得し、僕らも目的階のボタンを押しました。
目的階で降りると、女性はそのまま最上階へと上がっていきました。
個人事務所でのミーティングは順調に進みました。
具体策までは辿り着けなかったものの、双方の思惑が一致していることが確認できたことで、将来への道筋が見えてきました。
1時間以上かかるミーティングでしたが、なかなか有意義な結果を持ち帰ることができました。
個人事務所を辞して、結果を喜びながらマンションの廊下をホールまで歩き、下りのエレベータの呼び出しボタンを押しました。
最上階からエレベータがやってきて、扉が開きました。
操作盤の前には、同じ女性が、うつむいたままの姿勢で立っていました。
僕たちは1階で降りました。
彼女は最上階のボタンを押しました。
ミーティングしている間、いえいえ僕らが来るずっと前から、そして僕らが帰ったずっと後まで、彼女はエレベータの1階から最上階までを上下しているのでしょう。
なんのために?
いずれ乗ってくるであろう誰かを待ち伏せているのでしょうか?
右手には細いナイフが握り締められていたのでしょうか?
実話です。
ちょっと今日も似たような出来事があったもので、10年前の寒気を思い出してしまいました。
マーケティング担当のヤマカンでした。
嵐が来た!らしい。
都内北の端の古い町に住んでいます。駅から800メートル程続く商店街は昔は活気があったのでしょうが、駅から半分過ぎたあたりからは徐々にシャッターが閉まった店が増えてきています。
そんな準シャッター商店街に、洋食屋と居酒屋の合体したような古い店があります。ずっと気になっていたけれど、いつも地元の常連客で満席、新参者の私たちなんかとても入れそうもない雰囲気の店です。
そんな古い店になぜか、今年のGW前くらいから、若い女の子がずらりと行列を作るようになりました。
帰って早速主人に報告、「何か、ワー○ド(店名)すごい並んでるんだけど。それも若い子ばっかり。なんかで紹介されたのかなあ?」
後日、会社から帰るなり「嵐の番組で米倉涼子が来たらしい」との報告。
ご近所に人気絶頂芸能人が来ることも凄いけど、番組にちょっと登場しただけで行列ができるなんて、テレビの威力って凄い。番組チェックして、こんな小さな町にわざわざやって来る人達はもっと凄い。
で、私たちも早速行ってみました。中は店には不釣合いなおしゃれな女の子グループ、きれいな女の子とイケメンカップル、何の会合だか奥様集団・・・。やっぱりテレビって凄い。っていうか嵐が凄いのかしら?
一時のブームでいつまで来るか分からない人達は放っておいて、地元の古き良き店をこれからも大事にしていきたいと思う、ITの如月でした。