Diary社員日記

ラクラスではどんな生活が待っているのでしょう。
社員が日記に綴ります。

2019/07/10
社員日記

頑張る人

実はコミック好きなランゲルハンス島です。「頑張る人」というテーマでのお勧めを何冊か。

1)ブルーピリオド

真面目なDQN(?)が、油絵で東京芸大を受験する、というコミックです。油絵を頑張る人のお話。
ブルーピリオドとは、もちろんピカソの「青の時代」から取ったタイトルですが、主人公の描く油絵がところどころで青だったりします。

何が素晴らしいって、「現代絵画の見方」を教えてくれるというところが素晴らしい。
作品の中に、数多くの素描や油絵(白黒だけど)が出てきて、現代絵画ってもののどこ見れば良いのかを解説してくれます。
コミックとしての絵の線もとても綺麗。コマ割りにも驚きがあります。完成度がとても高い。

登場人物のキャラ立ちも好みです。みんな変人。変人好きにはたまらない。

日記の「頑張る人」というタイトルは、これまた魅力的なサブキャラとして登場する美術部の佐伯先生のセリフからです。
「好きなことをする努力家は最強なんですよ」。

うーん、こう書いても伝わりませんね。ぜひご一読を。

2)Blue Giant / Blue Giant Supreme

仙台出身の主人公がテナーサックスを頑張るお話。こちらは社内にも読者が多いはず。

作者は、けっこういい歳になってからの漫画デビュー。名作「岳ーみんなの山」の作者さんです。

Blue Giantとその続編である Blue Giant Supremeは、回を追うごとに絵が上手くなっていきます。
音楽を扱ったコミックだと、演奏場面に音符記号がたくさん出てきたりするものです。作者さんは「音符を描かないで紙面から音楽を聞かせたい」と言っていたんだけど、とはいえ最初のうちはけっこう音符記号が出ていました。なかなかオタマジャクシなしで音楽を絵にするのは難しいと思います。

しかし最新刊では、音符はほぼ登場しない。
にもかかわらず、サックスやドラムの音圧を感じます。音が聞こえてきます。すごい。

ヨーロッパのジャズシーンの中を、一歩一歩高みに登っていく主人公たちを、応援したくなります。

3)ベイビーステップ

ちばてつや氏の数々のヒット作以来、スポーツ漫画といえば少年マガジンです。
超人的な秘技とかは登場しません。それは少年ジャンプにおまかせ(スペシャルローリングサンダーとかね)。

諦めることなく努力するとか、戦略を考えることで勝利を収めるとか、スポーツ漫画の王道は少年マガジンにある、と思う。。。

ベイビーステップは、テニスを頑張る人のお話です。特に運動神経が良いわけでもなく、天才教育を受けているわけでもない男子が、テニスの世界ツアーを目指すというお話。

主人公の手にあるのは、綿密な現状分析とそこから紡ぎ出される戦略。そしてその戦略を実現するための自分に足りない部分の強化。
主人公は決して諦めません。結果がでなくてもまたやり直すことを繰り返し、気づけば驚くような進歩を遂げています。
王道だ。。。

Baby Steps to Giant Strides という言い回しを知ったのは、このコミックからです。
諦めずに繰り返せばある日進歩している自分に気づく、というストーリーを自分でも紡ぎ出したいものです。

以上、美術、音楽、スポーツで頑張る人のコミックの紹介でした。

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