2013/10/31
社員日記
坂道
ここ3~4ヶ月昼ごはんを食べた後に会社周辺を散歩していて感じるのですが、坂が結構多いのです。
もちろん会社の立地している地理的な面も影響しているのですが、
関東平野はもっと平らなものであるという先入観がどこかにあるのだと思います。
先日出会った坂がこちら

写真だとそうでもないように見えますが、なかなかいい傾斜があります。
そして両サイドに建物ではなく、木々が迫り出すように生えているあたりは、
都心に居るのを忘れさせてくれるような情景でした。
こういったところには、自治体の教育委員会が史跡案内板を設置している場合があります。
周囲を見てみると、ありました!

「牛(うし)坂 (中略)・・・源頼朝の東国経営のとき、小石川の入江に船をとめ、・・・」
関東平定前後だと仮定すると、鎌倉幕府成立前なので平安時代末期の伝承が記されている事になります。
そして当時はこの辺が入江

さすがに海ではない気がしましたので調べてみると、かつては今の北区から文京区を経て東京湾に注ぐ、
まさに“小石川”があったそうです。
こういった発見をしながら散歩しようとすると、細い道をスマホの地図アプリで探したくなるアドミのかまくらでした。